サッカーJ2「ブラウブリッツ秋田」（秋田市山王3）とスーツ型作業着の企画・販売などを手がけるオアシスライフスタイルグループ（東京都港区）が6月16日、選手用スーツの供給契約を秋田市内で行った。

ストレッチ性などに優れる「ブラウブリッツ秋田」オフィシャルスーツ

　選手が着用するのは、同社が「WWS」ブランドで展開するスーツ型作業着のオリジナルモデル。ビジネススーツのようなフォーマルなデザインながら、高いストレッチ性や速乾性など作業着としての機能を備える同社製品の特長を生かし、同チームでは初めてのオフィシャルスーツとして共同制作した。

　あきぎんスタジアム（八橋運動公園）で行われた契約調印式で、同チームの岩瀬浩介社長は「移動時などに選手の体に負担のかからないフォーマル過ぎないスーツ。かっこいいスーツを通じて、メディアなどで露出の増える選手のプロモーションにつなげられれば」と期待を寄せる。同社の関谷有三社長は「素材から作業着として開発した製品。通常のスーツに比べて着用時のストレスを5分の1に減少でき、集中力が高まるとの研究結果もある。洗濯機で洗って3時間ほどで乾かすことができる。サポーターの皆さんにも着てもらえれば」と製品に自信を見せる。

　オアシスライフスタイルグループで広報を担当する岩見祐香さんは「当社製品を通じて秋田の皆さまとチームを盛り上げていきたい。秋田で初めて当社商品を紹介する機会ができたので、店頭で直接手に取っていただければ」とも。

　同商品を含む同社商品は、6月18日・19日、西武秋田店（中通2）で販売する。