公募作品の書道展覧会「書友展」が8月16日、アトリオン美術展示ホール(秋田市中通1)で始まった。
出品者の所在地を限って開かれることが多い書道展に対して、教育書道誌などを発行する「書友社」(山王沼田町)が「誰でも参加できる書道の展覧会」をコンセプトに2023年から年1回開き、全ての応募作品を一堂に展示する。
4回目を数える今年は、課題部門と自由部門に一文字部門を加えた3部門に分けて作品を公募。約1930点の作品が39都道府県から寄せられた。協賛する「秋田市竿燈(かんとう)会」や秋田を拠点に活動するプロスポーツチーム、ご当地ヒーローなどが書いた作品も。展覧会終了後、300点ほど寄せられた一文字作品のうち最優秀作品10点を基にちょうちんを制作する。
開催初日、愛知から来秋した親子連れなど県内外から多くの出品者や書道ファンが会場に訪れて作品を観覧。一文字部門で中学3年の次女が優秀賞を受賞した市内在住の吉川伸吾さんは「書に集中して取り組む娘の姿を見てきた。私は書に詳しくないが書の奥深さを感じる。ホールに展示された作品を見られてうれしい」と話す。
書友社の尾形翔平さんは「回を重ねるごとに県外からの出品が増え、今回は4割以上の作品が県外から寄せられた。当展覧会が、秋田で楽しんでもらえる場に成長していることがうれしい。書に気軽に親しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場無料。今月17日まで。