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秋田「なまはげIPA」が最高賞 世界的ビール審査会で醸造長の念願叶う

アメリカのビール審査会のインターナショナルインディアペールエール(IPA)部門で最高賞の金賞を受賞した秋田のクラフトビール「なまはげIPA」

アメリカのビール審査会のインターナショナルインディアペールエール(IPA)部門で最高賞の金賞を受賞した秋田のクラフトビール「なまはげIPA」

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 秋田あくらビール(秋田市大町1、TEL 018-862-1841)の銘柄「なまはげIPA」が5月上旬、世界的なビール審査会「ワールドビアカップ2022」で金賞を受賞した。

秋田県産ホップを使いフルーティーな風味に仕上げた「なまはげIPA」

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 アメリカのビール業界団体が、1996(平成8)年から2年に1度開き、「ビールのオリンピック」とも称される同審査会。今回の審査会は、57カ国の2493醸造所が1万542銘柄を出品し、ビールのスタイルごとに103部門に分けて行われた。

 ホップを多く使い醸造するクラフトビールの定番ジャンル「インディアペールエール(IPA)」のインターナショナルIPA部門で最高賞の金賞を受賞したのは、秋田県横手市産のホップ「IBUKI」とアメリカ産ホップなどをブレンドし、苦味に加えてフルーティーな香りを引き出した同醸造所の人気銘柄。アルコール度数は6%。ボトルのラベルは、秋田公立美術大学(新屋大川町)との連携して2021年にリニューアルした。

 1997(平成9)年創業で、これまでにも国内外のビール審査会で多くの銘柄が高く評価されてきた同醸造所醸造長の長谷川信さんは「世界でも別格ともいえる権威ある審査会。いつか受賞できればと、2008(平成20)年から出品し続け、15年越しで受賞することができた。クラフトビールの先進国アメリカで、当社のIPAが評価されたことがうれしい」と話す。

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