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秋田で地ビールのテークアウト 醸造会社が量り売り

地ビールの量り売りを始めた秋田市内の地ビール会社の醸造設備

地ビールの量り売りを始めた秋田市内の地ビール会社の醸造設備

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 地ビール会社「あくら」(秋田市大町1、TEL 018-864-0141)は4月17日、ビールの量り売りを始めた。

12種類から4~6種類を選ぶことができる地ビール会社直営レストランの料理

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 秋田県横手市産のホップを使い、さまざまなテーストの地ビールを製造する同社。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止策の影響を受け、県内外の飲食店などに出荷する業務用需要が失われたほか、直営レストランの営業も困難になったことなどから、製品の量り売りを決めた。

 販売するのは、「さくら酵母ビール」「あきた吟醸ビール」「古代米アンバー」「のむどIPA」「ショコラーデンビア」の5銘柄(100ミリリットル=150円)。

 利用者が持ち込んだボトルに炭酸ガスを充填するなどし、ビールの酸化を防いで販売する。購入には、容器の持ち込みが必要で、専用容器「グラウラー」や水筒など口の広い容器が望ましいが、炭酸飲料に使われるペットボトルにも対応する。

 同社直営カフェとレストランの料理のテークアウトを合わせて受け付ける。「ラザニア」「ホタテのソテー」「かわい農場ソーセージ」「カットスペアリブ」「パルマ産生ハム」など、12種類のメニューから4~6種類を選べるセットメニュー(1,188円)や、料理とボトルビール2本セット(2,000円)も用意する。

 「飲食店への出荷が止まったり、ビールイベントが中止になったりするなど厳しい状況が続いている」と同社の長谷川信醸造長。「自宅で過ごす時間が多くなる中、少しでも皆さんの楽しい時間の役に立てれば」と利用を呼び掛ける。

 テークアウトの受付時間は14時~19時。引き取り30分前までに予約が必要。

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