生物の進化などを紹介する「わけあって絶滅しました。展」が7月11日、秋田県立博物館(秋田市金足鳰崎)で始まった。
シリーズ累計100万部以上を発行する図鑑の内容がベースの博物展。古生代・中生代・新生代などの時代に分け、「やさしすぎて絶滅」「デコりすぎて絶滅」「花が咲いて絶滅」など、生物が滅んだ理由を、ユーモアを交えながら解説するパネルと併せて、110点の恐竜の化石や骨格標本など展示紹介する。同館と秋田テレビが主催し、秋田経済新聞などが後援する。
海が荒れたことが幸いして絶滅を免れた「コモドオオトカゲ」などの生き延びた生物や、絶滅が危惧される生物の紹介コーナーなどのほか、巨大なあごを持つ絶滅種のサメ「メガロドン」の口の実寸パネルやティラノサウルスの頭骨など大型の展示物も用意。隕石(いんせき)に触れられるコーナーや化石の発掘を体験できるコーナーも設ける。
初日は、図鑑のファンだという親子連れなどを中心に約700人が来場。同館の新堀道生さんは「図鑑の内容を標本や化石と併せて展示することで、生物の進化の限界や環境に適応しながら進化した歴史に没入しやすいよう工夫した。図鑑だけでは分からない世界を肌で感じてもらえれば」と来場を呼びかける。「生物の絶滅には人の活動が引き起こしたものもある。生き物との関わり方を考えるきっかけにもしてもらえれば」とも。
開催時間は9時30分~16時30分(入館は16時まで)。7月13日・21日・27日、8月3日・17日・24日休館。入場料は1,200円(高校生以下は800円、未就学児は保護者同伴で無料)。8月30日まで。