秋田で自作詩の朗読会-江戸時代の特徴を残す「旧・金子家」土蔵で

朗読会が開かれる秋田市指定文化財「旧・金子家」

朗読会が開かれる秋田市指定文化財「旧・金子家」

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 秋田ポエトリーリーディング実行委員会は4月20日、秋田市指定文化財「旧・金子家」(秋田市大町1、TEL 018-866-7091)の土蔵で、詩の朗読会を開催する。

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 同会は、詩の朗読会に参加したいと考えていた鈴木いく子さんが、インターネットで検索したところ、秋田での朗読会が見つからなかったことから自ら立ち上げた。2006年8月に初めて開催して以来、秋田市大町を中心に年間4~5回のペースで朗読会を開き、毎回20人~30人が参加。自作詩などを朗読した後、参加者が相互に感想を述べ合うなど、交流の場としても輪を広げながら回を重ね、今回で9回目を迎える。

 鈴木さんは「以前からの希望だった『旧金子家』での開催にこぎ着つけられてうれしい。参加者には暗唱する人や作品発表の場にしている人もいるが、私のように読むだけで精いっぱいの人もいる(笑)」とし、「今回は秋田弁の詩に取り組まれている福司満さんの朗読コーナーもある。途中参加や途中退出も自由で、誰でも初めから始めるので、自分の書いた詩などを声に出して読む楽しさを体験してもらえれば」と話している。

 開催時間は13時~16時30分。入場無料。問い合わせはホームページから。

 江戸時代後期に質屋・古着商を開き、明治初期から呉服・太物(錦織物・麻織物)卸商を営む金子家の同邸宅は、1996年に所有者が秋田市に寄贈し、翌年、江戸時代後期の特徴を残す伝統的な建造物として有形文化財に指定した。

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