秋田の文化財がテーマの作品150点を展示-県立美術館で

保坂稔さんが制作した国指定重要文化財「古四王(こしおう)神社」の切り絵作品

保坂稔さんが制作した国指定重要文化財「古四王(こしおう)神社」の切り絵作品

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 秋田の文化財がテーマのアート作品展「秋田活き活き!文化財フェスタ」が12月1日・2日、秋田県立美術館(秋田市千秋明徳町、TEL 018-834-3050)で開催される。

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 同展は、県文化財保護室が今年8月から秋田の文化財をテーマに公募していた美術作品や文芸作品を展示するもので、応募作品は、国指定重要文化財で658年の創建とされる秋田市の「古四王(こしおう)神社」を切り絵で表現したものや、「西馬音(にしもない)盆踊り」の版画作品、「秋田城跡」の写真作品などいずれも本格的なもの約150点を展示するほか、秋田県華道連盟19流派が県内の遺跡から出土した本物の縄文土器を花器に使った「生け花」を出展する。

 同展担当の糸屋和憲さんは「初めての企画だったが多くの作品が寄せられ、歴史的建造物や民俗文化財への関心の高さを改めて知ることができた。応募作品のすべてを展示したい」とし、「展示会をきっかけに、実物の文化財を鑑賞するため現地まで足を運んだり、その魅力を発信する側に立ってもらえればうれしい」と話している。

 開館時間は、1日=13時~17時、2日=10時~17時。入場無料。

秋田県立美術館秋田県生涯学習課文化財保護室秋田の「文化財」をアートで自由表現(秋田経済新聞)

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