秋田で囲碁交流イベント-小中高生から社会人まで48人が対局

碁盤に静かに集中して対局する参加者

碁盤に静かに集中して対局する参加者

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 「秋田囲碁普及プロジェクトPIKAGO(ピカゴ)」は5月22日、囲碁ファンの交流イベント「第3回PIKAGO交流囲碁大会」を秋田県生涯学習センター分館「ジョイナス」(秋田市千秋明徳町)で開いた。

小学生から社会人まで、年齢や性別に関係なく対局する「交流囲碁大会」

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 「秋田で囲碁の普及活動を行うこと」を目的に2007年、柴田綺美さんら囲碁ファンが立ち上げた同プロジェクト。勉強会などを行いながら、20~30代の若い世代を中心に囲碁の普及を目指す。

 「地元の囲碁イベントを充実させよう」と2009年からは交流囲碁大会も企画。3回目となる今回は、社会人のほか、高校生や小中学生など、これまでで最多の48人が集まった。

 大会当日、段位・級位の所持者向けに30分の持ち時間制を設けたブロックと、初心者でも時間を気にせずに対局できる持ち時間制のないブロックを用意。参加者は年齢や性別に関係なく対局し、囲碁を楽しんだ。

 北秋田市から参加した高校生は「対局中は真剣勝負だが、終わった後は和やかな雰囲気で皆さんと交流ができて楽しい」と話す。

 女流棋士の梅沢由香里さんらの囲碁の普及へ向けたプロジェクト「IGO AMIGO(イゴアミーゴ)」をモデルにしながら、秋田で普及活動に取り組む柴田さん。「今後は囲碁を知らない人向けのイベントも開催できれば」と大会を振り返る。

 プロジェクトの活動はホームページで確認できる。

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