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秋田で「イングレス号」発進 ローカル鉄道使い観光誘客の可能性探る

「イングレス号」となる由利高原鉄道の車両

「イングレス号」となる由利高原鉄道の車両

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 由利高原鉄道(由利本荘市)で11月6日、スマートフォンゲームのユーザー向け貸し切り車両「イングレス号」が運行される。

「イングレス号」となる車両の車内

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 米ナイアンティック社が開発し、世界で数千万人が楽しむスマートフォンのGPS機能を活用した位置情報ゲーム「イングレス」。実際にまちなかを移動しなければプレーすることができない同ゲームの特長を生かした観光誘客の可能性などについて、秋田県観光戦略課の「ゲーム×自治体 観光誘客可能性調査事業」の委託を受けた「秋田イングレス活用研究会」が企画した。

 鳥海山ろく線を運営する同鉄道の協力を得て、「イングレス」のヘッドマークを特設した貸し切り車両を一日限り運行し、走行車両内や発着の羽後本荘や矢島町周辺でゲームを楽しむ。ゲームで使う「ポータル」は乗車中7カ所、降車駅周辺で計20カ所ほどスマートフォン画面に表示することができる。

 同研究会の小林秀樹さんは「地域の活性へ向け、同ゲームとローカル鉄道を組み合わせた取り組みは全国的にも珍しい。サプライズも用意しているので、県内外の皆さんに沿線とゲームを楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時30分~15時。参加無料。事前の申し込みが必要。前日の5日、秋田市内では初めてとなる同ゲーム初心者向け公式イベントの開催も予定する。

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