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秋田で産官学連携のスイーツ3種発売、ノースアジア大学学生が開発に参加

JR秋田駅前通路で開かれた産官学連携で開発したスイーツ3種の発売会の様子

JR秋田駅前通路で開かれた産官学連携で開発したスイーツ3種の発売会の様子

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 秋田市内の菓子店など3社とノースアジア大学(秋田市下北手桜守沢)、秋田市が連携して開発したスイーツ3種の発売会が11月2日・3日、JR秋田駅構内のポポロード(中通7)で開かれた。

産官学連携で開発・発売したスイーツ「こめろん」「さなづらパイ」「チョコタンポ」

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 「地元の魅力を盛り込んだ新しい土産品を」と2012年7月、「伝統と新しさの融合」「秋田美人」などをテーマに同大学の学生16人を含む産官学連携で立ち上げたプロジェクトがスイーツを開発。

 県産米粉などが原料の白い生地に地場産野菜などのペーストを合わせたマカロン風「こめろん」(1,000円)、ヤマブドウを原料に使った老舗菓子店の菓子をパイ生地で包んだ「さなづらパイ」(1,450円)、県産あきたこまちの米粉が原料の棒状クッキーにホワイトチョコをかけた「チョコタンポ」(840円)の3種の発売にこぎ着けた。

 土産品の企画などを手掛けるフルゥール(土崎港中央6)と「チョコタンポ」を共同開発した同大学観光学科4年の三浦孝介さんは、「学生のイメージと売り上げを見込める商品の違いを考える機会にもなった」とし、「家庭や職場への気軽な土産品にしてもらえる商品に仕上がったのでは」と自信を見せる。

 会場を訪れた秋田市在住の女性は「地元食材を使っている点がいい。東京にいる秋田出身の友達に贈りたい。若者が頑張っている様子を見て応援したく思った」と話していた。

 「チョコタンポ」は秋田駅ビル・トピコ(中通7)、 「こめろん」は洋菓子店パティスリードゥ・フィーユ(山王1)、「さなづらパイ」は県内榮太楼直営店舗などでそれぞれ販売する。

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