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秋田の生産者が新米を個別配達-東京の消費者向けに新サービス

「水菜土農園」(井川町)の湊文博さん(左)と鷲谷徹さん

「水菜土農園」(井川町)の湊文博さん(左)と鷲谷徹さん

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 「水菜土農園」(井川町、TEL 018-893-4554)が10月1日、同町産の新米を東京都内の一般家庭へ生産者自身が個別訪問して配達するサービスを始めた。

秋田県井川町の「水菜土農園」

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 同サービスを始めたのは、それまで勤めていた会社を4年ほど前に退社して家業の農家を継いだ鷲谷徹さんと幼なじみの湊文博さん。昔ながらの農法にこだわって育てた同町産あきたこまちに「さくらこまち」の商標を取り、7月に会社も設立した。

 「お客さまの顔を思い浮かべることで、厳しい農作業へのやる気につながる」と、今秋収穫した新米を都内の消費者へ自ら訪問して届けることを決めた。「おいしい米はそれ自体がごちそうになる」と鷲谷さん。「私たち2人が皆さんのお宅へ直接届けることで、皆さんと生産者との新しい関係を築くことができれば」とも。

 配達先は世田谷区や練馬区を中心に既に100軒以上が決まっている。10月4日から順次回る予定。

 価格は、精米=1,800円(3キロ)~、玄米=1,700円(同)~。

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