市内では唯一となる本格的な屋台村「秋田屋台村・たばこ座横丁」が10月20日、秋田市の繁華街・川反にオープンした。
川反の飲食店経営者らが設立した「秋田川反げんき合同会社」(秋田市大町、TEL 018-866-0643)が地酒や地元食材にこだわることを条件に出店を募り、地元の飲食店10店の出店を決めた同屋台村。
20日は、「もっきりや」(立ち飲み)、「夢や」(焼き鳥)、「鉄鍋専科」(ジンギスカン、ホルモン料理)、「串の実」(串揚げ)、「おでん処」(おでん)など8店が先行オープン。11月2日にはおにぎりなどがメニューの「秋田おばこ」、11月上旬には秋田・雄物川流域の素材にこだわる「パドラーの店」もオープンする。
ボウリング場横の通路部分を改装し、店内の雰囲気や価格などが暖簾(のれん)越しに分かるよう気軽に立ち寄れる雰囲気を目指したという屋台村。店舗面積は各店とも11~13平方メートルで、それぞれ9席ずつ用意した。1649年(慶安2年)、同所にたばこを独占販売する「たばこ座」があったことから名付け、屋台村内の他店メニューもオーダーすることができるユニークなシステムも導入した。
同社の佐藤さんは「意欲的な店主が経営する個性的な飲食店が集まった。屋台村内の他店の料理も注文いただけるので、味比べなども楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は18時~深夜(店舗によって異なる)。日曜定休。