Wolt Japan（本社・東京都渋谷区）は6月10日、秋田市内でフードデリバリーサービスを始める。

フードデリバリーサービス「Wolt」スタッフイメージ

　スマートフォンアプリなどで食事の配達を注文する仕組みのデリバリーサービス「Wolt（ウォルト）」。フィンランドの企業が2014（平成26）年にサービスを始め、現在、23カ国160都市以上で展開する。国内では、2020年3月に広島でサービスを始めたのを皮切りに、14都道県の21エリアで展開する。

　秋田県内では、秋田市内の一部エリアから順次、提供エリアと利用可能店の拡大を目指す。サービス開始時点の利用可能店舗は、以下など約40店。

　ガド・ガド（千秋矢留町）、オクト（千秋明徳町）、Zecchini Pizza Bancarella（中通4）、ビランチャ（同）、炭火焼勇（中通6）、稲庭中華そば秋田本店（同）、Nice Time Coffee（大町4）、墨流し（大町5）、川反ルーフトップ肉広場（同）、オイスターダイニングせるふぃっしゅ（同）、久里庵（八橋南2）、永ちゃんち（山王1）、ラムだっちゃ（同）、PIZZA NDANO（東通2）。

　同社広報担当者は「降雪の厳しいフィンランドや、これまでに東北地方で培ったノウハウを生かし、秋田の皆さまにも高品質な顧客体験を提供できれば」と利用を呼び掛ける。

　営業時間は10時～22時。配達料は、1．5キロ以内＝99円、2．5キロ以内＝199円、4キロ以内＝299円。

　3月には、同種事業を展開する出前館（本社・東京都渋谷区）が秋田市内で先行するなど、現在、市内のフードデリバリーサービスが活発化している。