精巧な外装の腕時計-湯沢のメーカーが製造、秋田の時計店で受注開始へ

「ミナセ」(湯沢市)が製造する腕時計の構造。精密なパーツでケースの分解・組み立てができる同社が開発した「MORE構造」を採用

「ミナセ」(湯沢市)が製造する腕時計の構造。精密なパーツでケースの分解・組み立てができる同社が開発した「MORE構造」を採用

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 「ミナセ」(湯沢市)は7月20日、カスタム生産の腕時計「マスタークラフト」の受注を小野時計店(秋田市中通2、TEL 018-833-2233)で開始する。

デザインをカスタマイズできる腕時計「マスタークラフト」シリーズ

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 クオーツモデル(14万円)から機械式ムーブメントのクロノグラフ(69万円)まで5種類をラインアップする同シリーズは、チタニウムやステンレスを素材に精密に加工した部品で組み立てた外装が特徴。日常生活5~20気圧防水も備え、ムーブメントにはスイスETA社製のものを採用した。

 同社・営業部長の鈴木さんは「精巧に仕上げた多数の部品を完全に分解することができる当社考案の『MORE構造』を採用した外装は、アフターメンテナンスやリペアに有利なほか、ケースや文字板、針などのデザイン変更ができる利点もある」とし、「新規に導入したテーラーメードシステムで、お客様一人ひとりのために世界最高レベルの製品を丁寧に作り上げたい」と話す。

 オーダーは、同店のほか同社ホームページでも受け付ける。

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