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秋田で観光要素取り入れた「演劇」企画、開催へ

秋田公立美術大学で企画のプレゼンテーションを行う演出家の高山明さん(写真右から2人目)と「Port(ポルト)観光リサーチセンター」の皆さん

秋田公立美術大学で企画のプレゼンテーションを行う演出家の高山明さん(写真右から2人目)と「Port(ポルト)観光リサーチセンター」の皆さん

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 埼玉県在住の演出家・高山明さんが主宰する演劇グループ「Port B(ポルトビー)」が5月9日、秋田市内で今秋開催予定のアートイベントへの参加へ向け、秋田公立美術大学(新屋大川町)で企画のプレゼンテーションを行った。

秋田公立美術大学で行われた演劇グループ「Port B(ポルトビー)」のプレゼンテーションの様子

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 独自性の強い演劇活動に取り組む同グループ。高山さんらが中心となって昨年9月、観光や美術の要素を取り入れた演劇手法を展開するチーム「Port(ポルト)観光リサーチセンター」も立ち上げた。

 秋田市内で今秋開催予定のアートイベント「あきたアートプロジェクト」への参加へ向けて準備を進める同チームの5人が、まちなかを劇場に見立てて複数のインスタレーション作品を設置し、来場者がエリア内を回るスタイルの演劇企画など、これまでに取り組んだ作品などを紹介した。

 プレゼンテーションで、高山さんは「多くの地元の皆さんに来場いただきうれしかった。開催へ向けた準備をしっかり進めていければ」と意気込みを見せる。

 来場した秋田市在住の男性は、「観客が移動するという観劇の手法が興味深い。今からイベントが楽しみ」と話していた。

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