ボサノバシンガーでギタリストの吉田慶子さんによる秋田では初となるライブ「Bossa Nova」が6月30日、アートスペース「ココラボラトリー」（秋田市大町3、TEL 018-866-1559）で開催される。

　東京都出身の吉田さんは、古いサンバ・カンソンやボサノバなどのブラジルの音楽に魅せられ、2000年には単身でブラジルに渡り現地で音楽を勉強。滞在中に親交を深めたミュージシャンらと共作したアルバムは、ブラジルでディスク大賞邦人第4位に入賞し、J-WAVEのブラジル音楽番組「JAL SAUDE! SAUDADE…」主催イベントには2年連続出演するなどの実績をもつ本格派ボサノバミュージシャン。

　2007年5月に新作「Como a planta～ひそやかなボサノヴァ」をリリースしたのを機に、秋田公演が実現した。吉田さんは「ボサノバはブラジルで生まれた音楽で、小さな声で歌うとてもひそやかな世界。当日は思いつくままにほろほろと歌いたい。秋田でのライブは初めてなのでとても楽しみにしている」と話している。

　18時30分開場、19時開演。入場料は3,500円（1ドリンク付き）。