JA全農あきた（秋田市八橋南2、TEL 018-845-8040）は8月23日、本年度の「ミスあきたこまち」を発表した。

　市女笠と平安時代の旅装束姿で秋田米のPRを担う「ミスあきたこまち」。例年、公募で選ばれ今年で27代目。今年は全国から応募があった70人を書類と面接で審査し、県内在住の会社員や大学生のほか、県出身で東京都在住の女性ら21～25歳までの7人が新「ミス」に選ばれた。

　同日開かれた委嘱状交付式では、全農秋田県本部運営委員会の木村会長から委嘱状と記念ブロンズ像が授与されたほか、ハワイ往復相当旅行券とあきたこまち精米20キログラムの目録も贈呈された。

　米穀販売課の担当者は「昨今は米の購入手段や選択肢が増え、消費者は自ら好きな産地や銘柄を選べる時代。その中で、秋田米が一番に選ばれるよう安全・安心、おいしさのPRを通じ、米産地秋田と消費地を結ぶ架け橋になってもらえれば」と「ミス」の活躍に期待を寄せる。

　「ミス」の初仕事は9月19日～21日、水戸京成百貨店（水戸市）の物産展会場を予定。来年8月末までの1年間、県内外で秋田米のPR活動を行う。