秋田県内のラーメン店を紹介するガイドブック「麺コレ」が2月から、県内のラーメン店などで販売されている。

ラーメン店頭販売向け「麺コレ」用ラック

　「ラーメン店と読者が一緒になって秋田のラーメン業界を盛り上げよう」と、広告代理店のアクティブイエロー（秋田市山王中島町）が「ラーメン店で販売するラーメン本」を企画した。

　ラーメン店のほか、麺類を提供する食堂や居酒屋など県内の284店を紹介する。各店ごとに営業時間や電話番号、定休日などの店舗データのほか、「おすすめ」メニューやサイドメニューなども掲載。店舗地図を表示する2次元コードも掲載するなどアクセスにも配慮し、「ラーメン通だけではなく、レジャー客も気軽に店に行けるような内容を目指した」（同誌担当の越前谷大さん）という。

　ラーメン店で販売するため、専用ラックを用意するほか、本が傷まないようビニール包装する工夫も施した。

　越前谷大さんは「掲載店からも読者からも好評をいただいている。当誌を通じて秋田のおいしいラーメンを楽しんでもらえれば」と話す。

　A4判320ページで、価格は750円。5万部発行。同誌掲載の全店舗のほか、一部書店でも販売する。