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秋田美大の大学院生が「アップサイクル」事業 不用品の新たな価値探る

社会起業家の協力を得ながら「アップサイクル」事業に取り組む秋田公立美術大学大学院生の城智史さん

社会起業家の協力を得ながら「アップサイクル」事業に取り組む秋田公立美術大学大学院生の城智史さん

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 秋田公立美術大学大学院(秋田市新屋大川町)に通う大学院2年の城智史さんが現在、社会活動「わらしべ貯金箱」との連携事業に取り組んでいる。

古い衣服を素材に作ったポーチ

 衣類や雑貨類など家庭に眠る不用品を無償で引き取り、それらのものを必要とする市民が自ら100円以上の価値を付けて社会活動に寄付する仕組みの「わらしべ貯金箱」。市民有志数人が、保戸野通町の「わらしべはうす」を拠点に活動する。

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 2007(平成19)年から活動を主宰する社会起業家で秋田市議会議員の武内伸文さんの取り組みを知った城さんが、「寄せられた衣類を服としてではなく素材として捉え直すことで、ものの新たな価値に気付くきっかけになるのでは」と、不用品を素材にしながら新たな価値を生む「アップサイクル」を武内さんに提案。現在、同所の協力を得ながら、衣類を素材にポーチなどに作り変える事業に取り組む。

 作業に使うミシンも市民からの寄付。家庭で使わなくなったミシンの寄付を7月に募ったところ、数日で3台が寄せられた。

 「人にとって心地いい関係を築くことができる場所」などについて研究している城さん。「業務的だったり、システム化されたりしていない『わらしべはうす』は、空間としての魅力がある。新たな価値を生み出す取り組みにつなげられれば」と意気込む。

 8月9日、衣服の布地を素材にアイテムを作るワークショップを「渡邊幸四郎邸」(新屋表町)で予定する。

 開催時間は10時~14時。参加費は、100円以上で任意。問い合わせは、城さん(TEL 090-6669-4820)まで。

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