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秋田で「アート×下水道」プロジェクト 大学生らが水インフラの未来考える

「水循環都市デザイン」をテーマに「元滝伏流水」(にかほ市)で行ったフィールドワークの様子

「水循環都市デザイン」をテーマに「元滝伏流水」(にかほ市)で行ったフィールドワークの様子

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 上下水道の研究や調査などを手掛ける「日水コン」(本社=東京都新宿区)が現在、秋田県内で「アート下水道」プロジェクトに取り組んでいる。

「若者がミズから描く未来討論会」ポスター

 同社が、にかほ市で昨年から展開するプロジェクト。下水道など「水インフラ」の持続的な経営を目的に、美術や都市工学などのアート分野を勉強する大学生や高校生に有識者を交え、「地域創生型の水インフラ」について調査や研究に取り組む。

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 にかほ市で取り組むプロジェクトのテーマは「水循環都市デザイン」。秋田大学や秋田高専、仁賀保高校の学生や生徒に、専修大学・中央大学の学生を加えた計30人以上が昨年12月、元滝伏流水や獅子ヶ鼻湿原、上郷温水路などでフィールドワークを行うなどし、解決すべき課題の調査や地域活性につながるアイデアを検討。「作品」としてまとめた。

 「作品」は、にかほ市観光拠点センター「にかほっと」で2月3日に開催予定の観客参加型討論会「若者がミズから描く未来討論会」で発表し、市川雄次にかほ市長や東北大学の加藤裕之特任教授らゲストのほか、来場者の意見をスマートフォンを使って会場で共有しながら討論する。

 同社秋田事務所(秋田市山王2)の担当者は「にかほ市は上下水道の整備率が高い一方、人口減少など地域課題に直面する地域。これからの水インフラのあり方について、皆さんと一緒に考える機会にできれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~16時。入場無料。