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高校野球「金足農業」中継がトイレ・夕食時間に影響 秋田市上下水道局

通常と異なる配水量の変動を示す「金足農業高」試合時間帯の秋田市内における水道配水量(8月21日の大阪桐蔭高戦)

通常と異なる配水量の変動を示す「金足農業高」試合時間帯の秋田市内における水道配水量(8月21日の大阪桐蔭高戦)

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 秋田市上下水道局(秋田市川尻みよし町)が8月28日、「甲子園(金足農業高校戦)試合時の水道使用量の変化について」と題するデータをホームページに掲載した。

秋田市民の夕食準備時間を遅らせた「近江高」戦時の配水量

 第100回全国高校野球選手権記念大会で準優勝に輝いた同校が、準々決勝から決勝までの試合を行った時間帯の秋田市内における水需要の動向を、天候や気温など条件の似た過去のデータと比較しながら、折れ線グラフで表した。

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 通常、夕食準備などで水需要が徐々に増加していく時間帯に行われた「近江高」戦(8月18日15時58分~17時45分)では、試合時間帯の水道使用量はほぼ横ばいで推移し、試合終了後の約30分で配水量が約2倍に急増した。

 「日大三高」と対戦した準決勝(20日10時4分~12時17分)は、試合直前の約1時間の間に通常よりも水需要が増加し、試合開始後に減少に転じ、試合時間帯は激しい水需要の増減を示した。

 決勝の「大阪桐蔭高」戦(21日)は、攻守の切り替わるタイミングで水需要の増減が発生し、試合終了後と閉会式終了後に水需要が1.5倍~2倍超に急増した。

 同水道局は「市内における水需要の動向が、試合展開に応じた変動を示した。変動の要因として、市民の大半が試合を観戦することで、夕食やトイレのタイミングが重なったことが考えられる。同校の甲子園での活躍に対する市民の注目度が、水道の使用状況にも現れた」と分析する。