秋田県醗酵(はっこう)工業(秋田県湯沢市)は8月24日、「稲庭うどん」が原料の乙類焼酎「稲庭うどん焼酎 佐藤養助」を発売する。
同社と伝統的な稲庭うどんの製法を守り続ける老舗うどん店「佐藤養助商店」(湯沢市)が共同開発した。
原料は全工程を手作業で行う「稲庭干饂飩ほしうどん)」。製造工程で働く酵母が焼酎の発酵に関与することで、「うどんの粉を思わせるような香ばしい香りとうま味、膨らみのある豊かな味わい」を生み出した。
価格は税別1,500円(720ミリリットル)。全国の酒販店などで販売する。