秋田市の飲食店「しみず」(秋田市大町2、TEL 018-862-2036)が10月下旬から販売する夜間限定メニュー「たかのす焼き・春雨スープ」が、隠れた人気メニューになっている。
地場産の山芋と卵を比内地鶏スープで溶いたタネに味付け鶏肉を入れて半円状に焼いた、「明石焼き」のような「たかのす焼き」。「2005年の市町村合併前の鷹巣町の名前を残しながら、新しい北秋田の新名物に」と普及に取り組む食品加工会社「マルイシ食品」(北秋田市)に賛同する同店が、秋田市で初めて飲食店メニューに取り入れた。
ランチのほか、居酒屋営業も行う同店。「お酒を飲んだ後のさっぱりした一品向け」に、カツオや昆布で取った和風ダシの春雨スープに入れて「たかのす焼き」を食べる夜間限定メニューとして開発した。
同店担当者は「冷凍や真空での保存方法も検討しているが、『たかのす焼き』は保存がきかないため、提供できる数に限りがある。あらかじめ予約をいただければ」と話す。
価格は400円。
営業時間は11時30分~15時、17時~23時。夜間営業のみ日曜定休。