日本酒やみそなど発酵食文化のPRイベント「秋田醸しまつり」が10月28日・29日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
秋田青年会議所(山王2)が、30以上ある県内の全酒蔵のほか、みそや納豆などの発酵食品を製造する会社に呼び掛け、2011年から例年10月に開く。2年ほど前からは2日間で延べ1万人が来場する人気イベントに成長した。
7回目を数える今年は「学び」をテーマに発酵食品にまつわるクイズ大会や利き酒講座、漬け物を使った調理教室など多彩に繰り広げる。
飲食ブースでは、専用の升やちょこで地酒やワインなどを楽しむことができるほか、飲食店や食品加工会社など25店が、発酵食品を食材に使った「比内地鶏砂肝とネギの塩麹(こうじ)焼き」「クリームチーズ豆腐・いぶりがっこソース付き」「塩麹唐揚げとポテトフライ納豆塩付き」などの創作料理を中心に提供する。
同実行委員長の熊谷寛範さんは「飲食以外のイベントは参加無料。お酒を飲めない方や家族連れでも楽しんでいただける内容を多く用意しているので、皆さんに来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~17時(29日は16時まで)。入場無料。飲食チケットは前売り2,000円(当日2,500円)。秋田駅ビル内サービスカウンター、秋田観光コンベンション協会(大町2)などで販売する。