秋田の身近な事象を掲載するブログ、「昭和の郷愁」テーマに4年目

秋田市の有名な事象を中心に「ノスタルジー」の視点で記事を扱う「二〇世紀ひみつ基地」

秋田市の有名な事象を中心に「ノスタルジー」の視点で記事を扱う「二〇世紀ひみつ基地」

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 秋田市を中心とする卑近な昭和の歴史や文化がテーマのブログ「二〇世紀ひみつ基地」が12月15日、開設4年目を迎えた。

 歴史民俗、路上観察、広告、音楽など主に秋田市の歴史や文化を中心に扱う同ブログは、「20世紀へのノスタルジアがコンセプト」(管理人)。ブログでは、秋田の繁華街で近年まで営業していたラーメン店を題材にした「秋田百円ラーメン伝説」、縮小する秋田のデパートを惜しむ「消える昭和・木内デパートの生ジュース」、秋田の動物園での出来事「ライオンが射殺された日」、昭和30年代には誰もが経験したというマッチ箱検便の思い出「検便の朝の憂うつ」など、主に1955年前後から現在に至るまでの街の身近な事象を取り上げてきた。

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 「特に歴史に関するテーマでは複数の文献に当たる」(同)など、背景を調べる努力をしたり、多くの読者とコメントのやりとりを行うほか、「ブログ内検索」や「タグ検索」など目的の記事を探しやすい仕組みを設ける工夫も施しながら、多彩な資料とともに3年で370件を超える秋田の「ノスタルジア」を書きつづってきた。

 「過ぎ去った時間にこだわる後ろ向きなテーマと思われることもあるかもしれないが、映画『三丁目の夕日』を見た高校生が、自分が生まれる以前の時代に懐かしさを感じることもあるように、ノスタルジアはDNAに刻まれた記憶のように個人の記憶を越えた場にも存在するもの。温故知新という言葉があるが、現在や未来へもつながる『時代に埋もれた記憶』を発掘し、誰かの記憶を刺激するような『未来へのノスタルジア』の探求者でありたい」(同)とも。

 「もともと10年以上前に同様のテーマで運営していたウェブサイトがブログのきっかけだった」という管理人は、「簡単に記事を掲載できることや、読者の反応がコメントとして即座に反映されることがブログの良いところ。これがなかったら飽きっぽい性格の私はとっくにやめていた」とし、「まめにレスを返さない無精者だが、『更新力』になるので気軽にコメントをもらえればうれしい」と話している。

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