200年前の秋田を写真で復元-菅江真澄の足跡をたどるコンテスト

菅江真澄の足跡・写真コンテスト

菅江真澄の足跡・写真コンテスト

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 「秋田のみち・文化再発見の会」(秋田市広面・無明舎出版内、TEL 018-832-5680)は、江戸時代後期の紀行家・菅江真澄(すがえますみ)が描いた絵図を写真で現代によみがえらせようとする企画「菅江真澄の足跡・写真コンテスト」の作品を募集している。

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 菅江真澄は、東北や北海道などをめぐり歩き、各地域の風景や民俗などを描いた江戸時代後期の紀行家で、没するまでの29年間を秋田で過ごしたことから、多くの絵図が秋田県立博物館に残されている。

 同コンテストは、菅江真澄が描いた約200年前の秋田の風景や民俗などの絵図を題材とした写真を募集し、秋田の「時空旅行」を楽しもうと企画された。

 応募条件は、菅江真澄が絵図を描いた場所で撮影されたものであれば、構図や季節が絵図と同一である必要はなく、同会の担当者は「例えば、菅江真澄の絵図と同じ構図で今昔を比較できる写真なども自由で、フィルムカメラ、デジタルカメラのどちらで撮影した作品でもよい。秋田の良さが感じられる写真の応募を楽しみにしている」と話している。

 応募作品は同会による審査の上、最優秀作品賞には賞金5万円を贈るほか、優秀作品賞2点と入賞5点を8月末に発表する予定。

 作品は、同会事務局への郵送のほか、秋田県内フジカラー取扱店でも受け付ける。7月31日必着。

秋田のみち・文化再発見の会(無明舎出版内)

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