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プロゴルファー・東尾理子さん、秋田の高校・大学に生理用品贈る

秋田の高校と大学に生理用品を贈るプロゴルファーの東尾理子さん(手前中央)と、不妊治療と仕事の両立支援などに取り組むNPO法人代表理事で同高OBの佐藤高輝さん(2列目中央)、秋田工業高校の生徒

秋田の高校と大学に生理用品を贈るプロゴルファーの東尾理子さん(手前中央)と、不妊治療と仕事の両立支援などに取り組むNPO法人代表理事で同高OBの佐藤高輝さん(2列目中央)、秋田工業高校の生徒

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 プロゴルファーでタレントの東尾理子さんが11月26日、秋田工業高校(秋田市保戸野金砂町)と秋田大学(手形学園町)を訪れ、生理用品を贈呈した。

女性の健康に関する啓発メッセージが添えられる生理用品

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 不妊治療による出産経験を持つ東尾さん。現在、NPO法人「TGP」(東京都大田区)の代表理事を務めるなど、女性の健康支援活動に取り組む。

 8月より、同NPOが日本キャタピラ―(東京都千代田区)主催のゴルフトーナメントで集めた寄付金を使い、秋田県・山形県・石川県など大雨や地震の被災地域向けに生理用品を届ける社会貢献活動を展開している。

 東尾さんが、秋田市で不妊治療と仕事の両立支援に取り組むNPO法人「フォレシア」(秋田市中通2)の理事も務めることから、若年女性への健康支援や災害時の備えの啓発などを目的に、同高と同大に生理用ナプキン計8万枚と生理用品のディスペンサー計60台を贈った。

 同高で行われた贈呈式には女子生徒13人が出席。「トイレットペーパーと同じように、女子トイレにナプキンが当たり前に備えられる社会を願っている。個室に設けるディスペンサーも大切」と東尾さん。「学生生活を安心して送ることで、自分の体を大切に考えるきっかけにしてもらえれば」とメッセージを送った。

 同高OBでフォレシア代表理事の佐藤高輝さんは「母校の生徒と一緒に、オリジナルのディスペンサーを作るプロジェクトを進めている。日常生活に大切な生理用品を県内学校に広げる活動を続けたい」と話す。

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