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「秋田演劇鑑賞会」が入会呼び掛け 会員減少で団体存続を訴え

団体存続へ向けて入会を呼び掛ける「秋田演劇鑑賞会」会長の富橋信孝さん

団体存続へ向けて入会を呼び掛ける「秋田演劇鑑賞会」会長の富橋信孝さん

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 秋田演劇鑑賞会(秋田市中通4、TEL 018-800-6250)が現在、団体の継続へ向けて新規会員を急募している。

 演劇ファン有志が1995(平成7)年に立ち上げ、年間5本の演劇公演を開く会員制の演劇愛好会。これまでに開催した鑑賞会は152回に及ぶ。

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 「無名塾」「文学座」「劇団俳優座」など、全国で活躍する著名な劇団の公演を秋田で観られることなどから人気を集め、会員数2782人に達した2000(平成12)年10月をピークに、高齢化などから会員は減少傾向に。新型コロナウイルス感染症拡大の追い打ちを受け、7月の会員数は、過去最低の393人にまで落ち込んだ。同団体は「これまで通りの運営を継続するためには、450人以上の会員が必要」と試算。人づてで勧誘に取り組むが、9月17日現在、404人にとどまる。

 2022(令和4)年に開館予定の「あきた芸術劇場」で演劇鑑賞会を開くことが同団体の目標だが、9月末までに目標会員数に達しなかった場合、最短で、俳優・仲代達矢さんらが出演する12月開催予定の鑑賞会を最後に、会を解散する可能性がある。

 会長の富橋信孝さんは「10月に予定する当団体の臨時総会で、団体自体の存続の可否を決めなければならない事態に追い込まれている。コロナ禍で厳しい状況に置かれる劇団を支える意味も含め、皆さんに入会をお願いできれば」と呼び掛ける。

 入会には、3人以上のサークルを立ち上げて入会するか、既存のサークルに加入する必要がある。個人の入会は相談に応じる。入会金(一般2,200円、大学生以下無料)のほか、月会費2,500円(大学生・専門学校生=1,000円、高校生以下=500円)が必要。

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