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秋田の日本酒ダイニングで「熟成酒」イベント 三ツ星店向け「1988」も

熟成古酒イベントを開く金紋秋田酒造(大仙市)の佐々木孝社長(右)と「日本酒Dining KURO」(秋田市大町5)店主の目黒貴志さん(左)

熟成古酒イベントを開く金紋秋田酒造(大仙市)の佐々木孝社長(右)と「日本酒Dining KURO」(秋田市大町5)店主の目黒貴志さん(左)

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 長期間熟成させた日本酒「熟成古酒」をテーマにする飲食イベント「YAMABUKI BAR」が11月27日、日本酒ダイニング「KURO」(秋田市大町5)で開かれる。

フランス・パリの三ツ星フレンチレストランで提供される熟成古酒「Yamabuki 1988」

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 明治期以前には高級酒として親しまれた熟成古酒(熟成酒)の復権を目指し、30年にわたり製造に取り組む金紋秋田酒造(大仙市)が主催。秋田経済新聞が共催する。

 純米酒や吟醸酒の人気が高い国内に対し、近年、ヨーロッパやアジア各国を中心に関心が高まる熟成酒。同社の銘柄「山吹」は、2009(平成21)年、世界最大規模の酒類品評会「IWC(インターナショナルワインチャレンジ)」の日本酒部門で純米酒や大吟醸酒などを抑えて最高賞を受賞したのを皮切りに、2018(平成30)年には、パリの三ツ星フレンチレストランに納品されるなど注目を集める。

 国外で人気が高まる一方、県内では提供する飲食店が少ないことから、同店の協力を得て市内では初めてイベントを企画。同酒蔵の佐々木孝社長の熟成酒にまつわるエピソードトークを交えながら、同店店主の目黒貴志さんが熟成酒に合わせて用意する料理をコース形式で提供するなどして、熟成酒の楽しみ方を提案する。

 パリの三ツ星レストランなどで提供する銘柄「1988」も用意する。

 開催時間は19時~21時。参加費は6,000円。定員20人。事前予約が必要。申し込みはホームページで受け付ける。

 問い合わせは、秋田経済新聞文化センター(TEL 080-1848-5549)まで。

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