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秋田で「地域力フォーラム」 地元で活躍の6人が持論展開、意見交換も

地域の活性化をテーマに意見交換を行う「地域力フォーラム in あきた」会場の様子

地域の活性化をテーマに意見交換を行う「地域力フォーラム in あきた」会場の様子

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 秋田県内を拠点に地域活性化などに取り組む市民の意見交換会「地域力フォーラム in あきた2019」が11月17日、秋田県ゆとり生活創造センター・遊学舎(秋田市上北手荒巻)で開かれた。

発言内容をリアルタイムで記録する「グラフィックレコーディング」

 県内NPO法人関係者や社会起業家らで運営する実行委員会が、さまざまな分野の活動に取り組むゲストを迎え、毎年秋に開くフォーラムは7年目。

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 今年は「楽しい秋田をくりえいと」と銘打ち、登壇者6人と関係者を含め約60人が参加して開かれた。

 自然環境と幼児教育などについて研究する秋田県立大学大学院生の北村芽唯さんの成果発表を受け、2007(平成19)年から幼児・児童の野外保育に取り組む小玉朋子さんは、自然環境に身を置くことで得られる教育上の効果や親子関係などについて持論を展開。森などの自然が多く残る一方、人口減が進む北秋田市大阿仁で地域活性化活動に取り組む佐々木宗純さんは、自然環境や食材などの地域資源の活用へ向けた今後の取り組みについて発表した。

 潟上市のNPO法人で八郎湖の再生事業などに携わる鎌田洋平さんは、八郎湖の生物を題材に開発したオリジナルゲームを通じた環境教育の事例について紹介。横手市を拠点に地域資源を生かした企画などに携わる鈴木優子さんは、漫画を原作にした舞台作品の公開にいたるまでの苦労やよろこびについて、エピソードを交えながら披露した。

 バンド活動や寺院を会場に「婚活」イベントを開くなど多方面にわたる活動に取り組む三種町の寺院住職の渡邊英心さんは、生活拠点としての地域に縛られながら自由でいられるために、「変わっていくこと、変わらずにいることの大切さ」などについて、住職らしい視点を交えて「説いた」。

 秋田公立美術大学(新屋大川町)の学生3人が、登壇者の発言内容をキーワードやイラストで大判用紙にリアルタイムで記録する「グラフィックレコーディング」も行った。

 トーク修了後、渡邊さんとバンドメンバーがライブ演奏を繰り広げるなどして会場を盛り上げた。

 来場者からは「それぞれの分野で信念を持って活動する皆さんの熱量に感動した」「自然の中に足を踏み入れてみたくなった」などの声が聞かれた。

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