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秋田キャッスルホテルが病院・福祉施設向け給食施設 最大1万食に対応

病院・福祉施設向け食事の調理・配送施設「セントラルキッチン」の開設へ向けて改修中の建物(秋田市山王)

病院・福祉施設向け食事の調理・配送施設「セントラルキッチン」の開設へ向けて改修中の建物(秋田市山王)

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 秋田キャッスルホテル(秋田市中通1、TEL 018-834-1141)は10月23日、病院や福祉施設向け食事の調理・配送施設「セントラルキッチン」を秋田市山王に新設すると発表した。

「セントラルキッチン」完成イメージ

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 「ホテル品質を医療・福祉の現場に」をコンセプトに、2001(平成13)年から病院・福祉施設向け給食事業を展開する同ホテル。10月現在、秋田県内45施設に1日当たり約7000食を提供する。高齢化による需要増が見込まれることなどから、これまで施設ごとに行っていた作業や管理を新施設に一元化し、業務の効率化やコストの削減を図りながら、治療食や介護食など最大1万食の製造に対応する新施設の開設運営を決めた。

 会社事務所に使われていた建物鉄筋コンクリート3階建ての建物を全面改修する新施設は、延べ床面積は973.5平方メートル。

 同ホテルの岸本洋喜社長は「当社が培ってきたホテル事業やメディカル給食事業などのノウハウを生かしながら、持続可能な事業モデルの構築を目指す。地域の医療や介護現場における『食のインフラ』の役割に貢献できれば」と話す。

 新施設は、2026年4月の稼働開始を予定する。

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