秋田のコンビニで「地産地消」弁当-「あきたこまちグルメ米」も

「ぼだっこ」(左)には「なまはげの塩」、「きゃらぶき茶飯」は角館町・安藤醸造所の醤油を使用

「ぼだっこ」(左)には「なまはげの塩」、「きゃらぶき茶飯」は角館町・安藤醸造所の醤油を使用

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 コンビニチェーン「サークルKサンクス」(本部=東京都中央区)は秋田県内のフランチャイズ(FC)109店舗限定で、秋田米などを使用した弁当類4商品を期間限定で販売している。

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 FC109店舗では、秋田の食材にこだわった弁当などの商品を展開しており、秋田の方言で「秋田のごちそう」を意味する「秋田ごっつぉ!」と銘打った企画は今回で7回目。今年は「秋田米」のおいしさにこだわり、秋田の農村再生をコンセプトに活動する秋田県立大学・大潟キャンパス「農村活性化プロジェクト研究室」が開発した秋田米などを使用した。

 「天日干し」で米本来のうまみを引き出した能代・常盤産の一等米を使用する「きゃらぶき茶飯」(160円)と「ぼだっこ=鮭の塩焼き」(180円)のおにぎり2種や、美郷町産の「あきたこまちグルメ米」を使用した「新米あきたこまちグルメ弁当」(555円)のほか、青森県黒石市のB級グルメ「つゆ焼きそば」をアレンジした「秋田ごっつぉ!風 つゆ焼きそば」(380 円)では隣県の食文化も紹介する。

 FC109店と秋田テレビとのタイアップによる同企画は、タレントのバリトン伊藤さんが米の産地や調味料の製造元を訪ね歩き、地元や隣県の優れた食材を再認識するという内容のテレビ番組を放送。広報担当の小田原さんは「番組は地産地消を提唱したものとして好評だった」とし、今回の企画については「地産地消の面からもアピールする独自性ある商品を追究することで他社との線引きを図っている」と話している。

 商品の販売は今月26日まで。

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