日本デザインコミッティー(東京都中央区)は8月27日から、松屋銀座(同)で開催する企画展「デザイン物産展ニッポン」に出品する秋田物産としてボードゲーム「モノポリー秋田県版」を選んだ。
同展は、伝統を継承した「物産」、伝統を基礎としながら現代生活に適合するようリ・デザインした「デザイン物産」、その地域で生産する「食品」、その地域ならではの団体・祭り・建造物など「新物産」、タウン誌など「地域誌」の5部門を設け、全国の47都道府県ごとに各部門1点、計5点ずつ選出する企画展。
同コミッティーのメンバーでデザインプロデューサーのナガオカケンメイさんがコミッショナーを務めた今年の秋田物産は「片手湯桶」(日樽)、「マゲワパン皿」(柴田慶信商店)、「60純米」(福乃友酒造)、「モノポリー秋田県版」(アキタス)、「あきたタウン情報」の5点。
中でも、1920年代にアメリカで考案されたボードゲームのモノポリーをご当地版としてアキタス(秋田市)がリ・デザインした「モノポリー秋田県版」は、札幌国際映画祭(北海道)、21_21 DESIGN SIGHT(東京都)、東大阪宇宙開発協同組合(大阪府)、阿波踊り(徳島県)など全国のイベントや団体などが選出された「新物産」部門では唯一、「商品」として選ばれた。
企画展は10時~20時(最終日=17時)。入場料は、一般=800円、高校生・大学生=600円。9月1日まで。