秋田高校出身・在京大学生10人のグループ、地域活性へ向けた活動本格化

左から「A-LINE」メンバーの明石和之さん、三浦航太さん、佐藤喬さん

左から「A-LINE」メンバーの明石和之さん、三浦航太さん、佐藤喬さん

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 東京の大学に通う秋田高校の卒業生10人がメンバーの大学生グループ「A-LINE(アライン)」の活動が、2010年3月に予定する地元高校生向けイベントの開催に向けて本格化している。

秋田駅前のオープンスペースで市民と意見交換を行う「A-LINE」メンバー

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 「社会のグローバル化が進む一方、地元を見つめる視点が薄いことに違和感を感じた」と話す東京大学1年生の三浦航太さんが今年5月、早稲田大学や一橋大学など東京の大学に通う高校の同級生10人に声をかけて結成した同グループ。

 「秋田のイマに関心を持ち、学び、考え、動く人材への『成長』と人材の『育成』」 を活動理念に、「秋田を見つめ直す視点」などがテーマの勉強会を開いたほか、秋田県内の企業を訪問するワークショップも行った。現在、地元で地域の活性化に向けた活動に取り組む市民や大学教授らと意見交換も行い、2010年3月、地元高校生を対象に開催予定のイベント「秋田に貢献するリーダー育成ゼミナール」「大学について考える会・受験相談会」「未来の秋田人育成シンポジウム」の準備を進める。

 三浦さんは「東京に住んでいても、地元秋田に貢献することはできるはず。他の大学生グループとも連携するなど、今後は他校卒業生も含めて広くメンバーを募っていきたい」と意気込む。

 活動の詳細は、ホームページやメールマガジンに掲載する。

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