秋田・住宅の「アートブロック塀」人気に-通行人の目を楽しませる

「アート構築物で街はもっと楽しくなる」と話す佐藤公一郎さん

「アート構築物で街はもっと楽しくなる」と話す佐藤公一郎さん

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 秋田市楢山の住宅にある「ブロック塀」が、通行人の目を楽しませている。

総延長約32メートル、6工程をかけた「ブロック塀」

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 ブロック塀を設計・施工したのは、店舗や住宅の内外装を手掛ける「Life Style」(秋田市牛島東7、TEL 018-831-9997)の佐藤公一郎さんと弟の由郎さん。

 東京出身の公一郎さんは、8年ほど前、秋田出身の両親が秋田市内での定住を決めたことに合わせて転居。「渋谷を卒業して六本木が面白くなってきた27歳のころだったから、最初は秋田での生活に抵抗もあった」(公一郎さん)が、「秋田だからできることもあった」と秋田での生活を決意。「がむしゃらに働いて、何かを作ってないと落ち着かない(笑)」と話す公一郎さんは、昼は建築関係、夜は飲食店で働く傍ら、自身が経営する飲食店の内外装も自ら手掛け口コミで評判に。以後、佐藤さんが改装などを手掛けた店舗は、国際教養大学(秋田市)内のカフェなど約10店舗に及ぶまでになった。

 昨年10月中旬、知人の依頼で築造した「ブロック塀」は、総延長約32メートルの大作。耐震強度を確保しながら積み重ねたブロックを荒く削り、モルタルで整形するなど「6工程もかかった」(公一郎さん)。塀の表面は、絵画を得意とする由郎さんがスペインで見た印象をタイルで表現した。

 完成後、アート関係者や住宅関係者も見学に訪れるほか、「通行人はみんな振り返る」(同)という。公一郎さんは「秋田の公園や道の駅にもアートの要素を持った構築物が増えれば、街はもっと楽しくなるのでは」と話す。

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