プライベート空間での飲食が人気の屋形船-秋田悠久ライン

秋田市内を流れる一級河川「雄物川」を周遊する屋形船

秋田市内を流れる一級河川「雄物川」を周遊する屋形船

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 運営開始1カ月を迎えた屋形船運航サービス「秋田悠久ライン」(秋田市茨島2、TEL 018-824-2777)が、目線の変わった飲食やプライベートな空間的要素がうけ、乗船後すぐに次回予約が入る人気を呼んでいる。

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 「新屋桟橋」から「雄和華の里」まで雄物川の約15.5キロメートルを片道約1時間かけて周遊する同サービス。運航に使う屋形船は、「清流1号」(全長=16.5メートル、重量=8.5トン)と「清流2号」(全長=12メートル、重量=6.6トン)の2艘で、「完全屋形」形式。「秋田の無形民俗文化財として全国に誇れる」(同社)として西馬音内(にしもない)盆踊りの衣装を身にまとった女性が秋田弁で船内ガイドを行う。

 船内では地元の食材や日本酒などの飲食ができ、2時間30分飲み放題の「宴会コース」(男性=6,000円、女性=5,000円)も用意する。同社は今後、春の花見、夏の花火大会や竿灯まつりなどのイベントと組み合わせたプランを予定するほか、雄和地区の体験農業やダリア園と組み合わせたプランも計画するなど、ツアー客の利用を強化していく方針だという。

 同社の加藤正則社長は「春には近隣で採れる山菜料理を提供するなど、心の癒しの場として多くの方々に川遊びを楽しんでもらいたい」と話している。

 就航時間は8時30分~21時。運賃は、片道(大人=2,000円、中学生=1,500円、小学生=1,000円)、往復(大人=3,000円、中学生=2,250円、小学生=1,500円)。18時からの夜間は、周遊約40分を含む2時間30分の宴会コース(成人男性=6,000円、女性・高校生5,000円、中学生=3,500円、小学生=3,000円)のみ。乗船には予約が必要。悪天候の場合は出航中止。

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