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秋田で飲食会「ぴ~かん食堂」 東京出身女性が県産農産物の魅力伝える

秋田県産の食材が中心の料理を提供する飲食会「ぴ~かん食堂」を運営する佐藤楓さん(左)と友人の三瓶寧々さん(右)

秋田県産の食材が中心の料理を提供する飲食会「ぴ~かん食堂」を運営する佐藤楓さん(左)と友人の三瓶寧々さん(右)

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 秋田県産食材のPRなどが目的の飲食会「ぴ~かん食堂」が10月28日、「MEAT&BEER バルコラボ秋田大町店」(秋田市大町1)で開かれる。

秋田県産の食材を中心に料理を提供する飲食会「ぴ~かん食堂」の様子

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 飲食会を開くのは、東京都出身で秋田市在住の佐藤楓さん。国際教養大学(雄和椿川)を8月に卒業後、「学生時代に出会った県内の農家や農産物などの魅力を伝える場を」と、現在、殖産雄和牧場(雄和平沢)に勤める傍ら、高校時代からの友人・三瓶寧々さんと2人で、8月から月1回ペースで市内と都内で同名の飲食会を開く。

 秋田市のほか、横手市や大潟村など、秋田県内で収穫されたカボチャやサツマイモ、ダイコン、ホウレンソウなど季節の野菜を食材の中心に据え、佐藤さんが「おいしい食べ方を農家から教わった」という料理を中心に自ら調理して提供する。地元で搾乳された牛乳で作るジェラートや新米も提供する。

 「家庭的な料理を通じて、食べる人には作り手の思いを、作る人には食べる人の喜びを届けられるような空間を目指している。皆さんに足を運んでもらえれば」と佐藤さん。「学生時代に出会って感動した秋田産の食材や、農家の皆さんとの交流。いつの間にか当たり前のことのように感じていたが、海外の留学先から秋田に戻って、改めてありがたさを感じている」とも。

 開催時間は18時~22時30分。参加費は、料理4~5皿とドリンク3杯のセットで3,000円(小学生以下は2,000円)。予約が必要。インスタグラムなどで受け付ける。

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