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「あきた漁業スクール」今年も 県内で漁業就業希望者を募集

秋田県沿岸で漁をする漁師

秋田県沿岸で漁をする漁師

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 秋田県漁業協同組合(男鹿市)は、現在、漁業に就業を検討する県内在住者向け研修会の参加者を募集している。

秋田県沿岸で行われる「一本釣り」

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 県内漁業の担い手不足の解消へ向け、同漁業協同組合が、県の委託を受けて漁業未経験者などを対象に毎年開く研修会。

 今年は「あきた漁業スクールトライアル研修」と題し、水産業に関する基礎知識を座学で研修するほか、現役の漁師が船の操縦や魚の締め方やさばき方など、漁師として働くために必要な基礎的な技術を指導する。受講者は、さし網・一本釣り・大型定置網のいずれか関心のある漁法を選択し、8月20日~10月30日の土曜・日曜・祝日のうち8日以上、最長14日の日程で、秋田県沿岸の海上や漁港などを会場に研修を行う。

 県水産漁港課の松山大志郎さんは「自然を相手にしながら、知識や経験を生かして成果を求めることができる魅力ある職業。漁師への転職を検討する皆さんの要望に合わせられるよう、研修日を週末を中心に選んでもらうことができる。秋田の海で漁師にチャレンジしてもらえれば」と参加を呼びかける。

 定員4人。18歳未満は保護者の同意が必要。参加無料。締め切りは7月29日。問い合わせは、同漁業協同組合(TEL 0185-23-2281)まで。

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