秋田市と能代市の会社が連携して開発した「あきた舞妓うどん ゆきやなぎ」が1月21日、発売される。
秋田県産の米粉を原料に加える「あきた舞妓うどん ゆきやなぎ」
座敷で芸事を披露する「あきた舞妓」事業などを手掛ける「せん」(秋田市千秋公園)と「なべや製麺」(能代市)が連携し、小麦粉に10%ほどの県産米粉を加えるなどして開発した干しうどん。のど越しの良さを追求しながら、「上品に食べられる」よう一般的な乾麺よりも短めの16センチの細麺に仕上げた。商品名は、旭川沿いに植えられる秋田市の繁華街・川反の柳から。
せんで同事業などを担当する松岡叡美さんは「秋田県南の稲庭うどんが有名だが、県北にも古くから能代うどんの文化が伝わる。温かいかけうどんにも冷たいざるうどんにも合う、上品で優しい味わいを伝えられれば」と話す。「舞妓がうどんのおいしい茹で方を紹介する動画も楽しんで」とも。
価格は、1束100グラムで4束セット(2,000円、ポストカード付き=3,000円)や10束セット(5,000円、同=6,000円)など。あきた文化産業施設松下(千秋公園)などで販売するほか、同製麺会社が通信販売に対応する。