生徒数減少に歯止めを-秋田県華道連盟が一般向けイベント

「生け花の魅力を伝えたい」と話す秋田県華道連盟の寺田会長(右)と小畑副会長

「生け花の魅力を伝えたい」と話す秋田県華道連盟の寺田会長(右)と小畑副会長

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 秋田県華道連盟は9月27日から、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町4)で同連盟創立60周年記念イベント「みんなで創るいけばなメッセージ」を開催、現在、一般参加を呼びかけている。

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 華道の流派を越えた交流を目的として1948年に創立された同連盟は、現在、19流派が加盟し、約600人が生け花を楽しんでいるが、近年は「生徒数が減少傾向にある」(寺田美恵子会長)ことから「生け花の魅力を広く知ってもらいたい」と、同イベントへの参加を一般に開放することを決めた。

 生け花の魅力について同連盟の小畑竹城副会長は「華道は、植物の命を介して作品に自分を写す自己表現。一人の人間が40年もの長きにわたって取り組みつづけられる深い魅力がある」とし、「華道はとっつきにくい印象を持たれがちだが、服装も和装でなければならないといった堅苦しいものではない。大作に取り組むのは力仕事で、私も大工さんのような格好で電気ドリルやノコギリを使っている(笑)」とも。

 寺田会長は「60年という節目を記念した事業。花材、花器、道具等は連盟で用意するので気軽に応募してほしい。男性も大歓迎」と参加を呼びかけている。

 応募資格は秋田県内在住者で、2~5人のグループ単位で受け付ける。服装は自由だが、動きやすく汚れてもかまわないもの。締め切りは7月31日。参加無料。問い合わせは事務局(小松さん、TEL 018-865-2411)まで。

秋田県華道連盟「縄文式土器」を使った生け花展-秋田県華道連盟(秋田経済新聞)アミューたちかわで「花・歌・ピアノの供宴」-假屋崎省吾さんら(立川経済新聞)石垣で新春をテーマに「いけばな展」-池坊琉櫻会八重山支所(石垣経済新聞)

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