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秋田で「子ども食堂」の輪広がる NPOスタッフが調理指導や野菜の収穫体験も

「子ども食堂」スタッフから調理を学ぶ小学生

「子ども食堂」スタッフから調理を学ぶ小学生

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 小学生を中心に子どもと一緒に食事する「子ども食堂」が現在、秋田市内の公民館などで開かれている。

秋田市内の公民館で開かれる「子ども食堂」の様子

 家庭の事情などから一人で食事をとらなければならない子どもの「孤食」の解消やコミュニティーづくりなどを目的に、無償や安価で食事を提供する社会活動「子ども食堂」。2010年頃から国内各地に広がり、秋田県内ではNPO法人など5団体以上が取り組む。

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 2015年から同活動に取り組むNPO法人「あきた子どもネット」(秋田市寺内大小路)が秋田市内で月6回ほど開く「子ども食堂」は、市民から米や野菜などの提供を受けたり、募金会の助成を受けたりするなどして運営する。当初、数人で始めたボランティアは献立担当や調理担当など約10人に増え、毎回30~50人の子どもや親子連れが足を運ぶ。

 秋田市中央市民サービスセンター(山王1)の調理室で月1回、子どもを対象に調理会も開く。7月19日に開いた調理会では、ボランティアスタッフから「すりこぎ」と「すり鉢」の使い方などの調理指導を受けながら、「夏野菜のゴマ合え」や「ライスプディング」を作ったり、皿洗いの手伝いをしたりする小学生の姿も見られた。

 同NPO代表の後藤節子さんは「経済的な事情から『子ども食堂』に足を運ぶ市内の子どもは少ないが、活動の事情は地域によって異なる。子どもを中心に幅広い世代の地域交流の場になれれば」と話す。

 「ぶっかけそうめん」が献立の7月の日程と会場は以下の通り。24日=秋田市中央市民サービスセンター「センタース」(山王1)、25日=南部市民サービスセンター「なんぴあ」(御野場1)、東部市民サービスセンター「いーぱる」(広面字釣瓶町)、26日=西部市民サービスセンター「ウエスター」(新屋扇町)、27日=北部市民サービスセンター「キタスカ」(土崎港西5)。

 開催時間は17時15分~19時。料金は18歳まで無料(同伴の保護者には100円の寄付を募る)。

 雄和サイクリングターミナル(雄和椿川奥椿岱)近くで7月29日、野菜の収穫体験とバーベキュー体験会も開く。問い合わせは同NPO(TEL 070-5327-1386)まで。