「シブヤ経済新聞」の西樹（たてき）編集長をゲスト講師に招いた「秋田駅周辺にぎわい創造研究会」が6月26日、秋田拠点センター・アルヴェ（秋田市東通仲町）で開かれる。

ゲスト講師を務める「シブヤ経済新聞」の西樹編集長

　2000年に配信を始めた「シブヤ経済新聞」を皮切りに現在、国内外73エリアで展開する「みんなの経済新聞ネットワーク」本部の西さんを講師に招き、秋田経済新聞の記事などを題材に「全国から見た秋田のまちネタ」をテーマに講演する。

　複合商業施設や美術館などを営業する「エリアなかいち」のオープンを7月5日に控える秋田市広小路商店街振興組合の佐々木清理事長、地元商店街を横断しながら地域活性化活動などに取り組む武内伸文さん、秋田経済新聞の千葉尚志編集長の3人を加え、「にぎわいをつくる情報発信」などをテーマにトークセッションも行う。秋田市の観光アドバイザーで地域活性化プロジェクトなどを手掛ける「うぶすな」（東京都中央区）の吉井靖社長がコーディネーターを務める。

　同研究会の鈴木有さんは「『まちネタ』というニュースのジャンルを活用し、話題性を獲得しながらビジネスにつなげている商店や企業も少なくない」とし、「地域の皆さんがまちのニュースづくりに積極的に取り組むきっかけにしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は15時～17時。入場無料。当日の様子は情報サイト「エキイコ！」でインターネット生中継も行う。