自分自身の体内を想像して描くワークショップ「くうそうかいぼうがく」が8月20日、有料老人ホーム「GREEN」(秋田市外旭川)で開かれる。
国内外で多様な形態の制作活動に取り組む美術作家の奥村雄樹さんが、入居者と地域住民との交流などを目的に開く。
「人体の解剖図を見たことがない子どもは、自由な想像力で体内を描くことができる。高齢者の皆さんは体内で感じていることだけを頼りに絵を描くことで、自分を見直したり、ある種の癒やしをもたらしたりするきっかけにもなるのでは」と奥村さん。「自由な想像力を注ぎ込んだ一人ひとりの多様な表現に触れられれば」とも。
制作した作品は同老人ホームに展示する。現在、ワークショップの参加者も募集している。参加無料。問い合わせはフォーエバー現代美術館準備室(TEL 018-888-9944)まで。