1位は「ロシアンルーレットのような自販機」-上半期PVランキング

秋田たばこ販売協同組合(秋田市保戸野中町)前に設置されている清涼飲料水の自販機

秋田たばこ販売協同組合(秋田市保戸野中町)前に設置されている清涼飲料水の自販機

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 秋田経済新聞の今年上半期のPV(ページビュー)ランキング1位は、商品を自由に選ぶことができない秋田市内の清涼飲料水自販機を扱った記事が輝いた。

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 ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)

1. 「コーヒーだといいね」-商品が選べない飲料自販機、秋田で人気に(3/4)
2. 秋田県がツイッターアカウント開設-東北地方太平洋沖地震情報を発信へ(3/14)
3. 秋田・国道沿いの店舗外壁に描かれた女子高生イラスト、話題に(1/17)
4. 地元愛を伝えたい-秋田の少女アイドルグループ「プラモ」が活動本格化(4/8)
5. 秋田・潟上にフルーツタルト専門店オープンへ-醸造所の蔵を改装(5/19)

6. 秋田・ガラス作家の愛犬モデルの漫画「いとしのムーコ」、コミック誌に連載へ(4/7)
7. 秋田でも「計画停電」実施へ-東北地方太平洋沖地震(3/15)
8. 秋田のボランティア団体、ゲーム機とソフトを募集-被災した子どもの要望に応え(6/8)
9. 岩手・大槌町に「恩返し」を-旅行中に被災した秋田の老人クラブが義援金募る(3/15)
10. 秋田で「シェアカフェ」オープンへ-1店舗を複数店主が交代で営業(4/18)

 1位を獲得した秋田たばこ販売協同組合(秋田市保戸野中町)前に設置されている清涼飲料水の自販機は、商品の一部がランダムに装てんされているため、買うまで種類がわからない仕組み。見本缶には、「コーヒーだといいね」「コーヒーかもしれぬ…」「大人用コーヒーかも?」などの曖昧な商品説明が記載されている。「ロシアンルーレットのようだ」とツイッターや掲示板などで話題を集めた。

 「秋田県庁が3月14日にツイッターを始めた記事」(2位)は、東日本大震災発生3日後だったことなどから県民や県出身者を中心に高い関心を集めた。県内の放射線測定状況など1日10回以上ツイートする同アカウントのフォロワー数は現在、4,700件を超えた。

 3月11日以降は、地元の被災地支援活動を扱った記事など東日本大震災関連記事が上位20位以内に6本。中でも8位の「ボランティア団体がゲーム機などを被災地の子ども向けに募集」している活動を扱った記事は、記事掲載後、新品同様のゲーム機やゲームソフトなど約450点が全国から寄せられるなど反響を呼んだ。同団体は6月19日、宮城県内の小学校や避難所に寄せられた善意を届けた。

 そのほか、秋田市在住の漫画家の作品が地元アミューズメント施設の壁面にラッピングに採用された記事(3位)や、地元のご当地アイドルのデビューを扱った記事(4位)など、地元の明るい話題も注目を集めた。

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