長靴を履いてアイスホッケーをする競技「ながぐつホッケー」の「第25回秋田県大会」が現在、秋田県立スケート場(秋田市新屋町)で開かれている。
「ながほ」の愛称で親しまれ、1チーム8人で競う同競技。1978(昭53)年、北海道釧路で生涯スポーツとして生まれた。1987(昭62)年には「秋田県ながぐつホッケー連盟」(八橋本町)も設立し、試合結果やチーム成績の記録も行うなど競技環境を整えた。現在、秋田では12チームが加盟し、女性や子どもを含め約200人が楽しんでいるという。
「初心者でもプレーしやすく、やればやるほど上達していくところが面白い。アイスホッケーのパックと異なり、柔らかいスポンジボールを使うので、誰でも楽しめることも魅力」と同連盟事務局の菅原稔さん。「試合を見れば面白さがわかる。気軽に観戦してもらえれば」とも。
2月20日、初めてプレーに参加した男性は「思うように動けず転んでしまうが、試合は真剣そのもので白熱した。ルールを理解して、また挑戦したい」と話す。
毎週日曜8時から同スケート場で競技を行う。現在、メンバーも募集している。問い合わせは菅原さん(TEL 090-3364-1922)まで。