秋田市民市場（秋田市中通4、TEL 018-833-1855）で6月2日、合同企画展とライブイベント「出逢い～うつわと写真と音楽と」が開催される。

　同イベントは、地域活動支援センター「逢い」（由利本荘市）の利用者が製作した「魔法の鉢」の展示会、秋田市在住でフリーカメラマンの鈴木竜典さんによる「魔法の鉢」をテーマにした写真展、アマチュアフォークデュオ「正三＆タケロー」によるライブイベントの3イベントを同時開催するもので、昨年に続き今回で2度目となる。

　「魔法の鉢」とは、新聞紙とセメントを原料とする器で、通気性、保水性、水はけなどの特性から植物を植える鉢として適しており、「魔法」というネーミングは山野草などを植えると「魔法のようによく育つ」と言われることに由来する。

　当日は約50点の鉢が展示されるほか、展示会に賛同してこの鉢を撮影した鈴木さんによる写真パネル約10点も展示。

　「正三＆タケロー」の羽川毅郎さんは同イベントについて、「前回は約120人の来場者に『魔法の鉢』への関心を持ってもらうことができた。今回同時開催する、岩肌のような風合いを持つ鉢をテーマにした写真展や、ニュートラルな視点で作った私たちのフォークソングを通じて、同センターを利用する障害者の皆さんと地域住民の皆さんとの自然な『出逢い』の機会になれれば」と話している。

　展示は10時～16時。ライブは11時～12時。入場無料。