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秋田のウェブ会社社員が新会社 ITサービスで地方型次世代社会目指す

「トラパンツイノベーションサポート」の伊東祐哉社長(左)と伊藤康陽専務

「トラパンツイノベーションサポート」の伊東祐哉社長(左)と伊藤康陽専務

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 ITサービスの実証実験事業などを手掛ける「トラパンツイノベーションサポート」(秋田市旭北栄町、TEL 018-883-1909)が6月15日、設立された。

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 「若者が新たな事業にチャレンジできる会社を」と、ウェブ制作会社「トラパンツ」(同)を経営する長谷川敦さんが全額出資して立ち上げた。資本金は1,000万円。

 秋田大学を中退後、2011年から同社に勤める30代の伊東祐哉さんが社長を、同社社員で20代の伊藤康陽さんが専務を務める。長谷川さんも役員を務める。

 インターネットとリアルをつなぐ「O2O」事業や次世代ITサービスの開発へ向けた実証実験事業などを予定する。伊東社長は「社長を務めるとは夢にも思わなかった。秋田発の地方型次世代社会を目指したサービスを展開できれば」と意気込みを見せる。

 長谷川さんは「地方のさまざまな課題を解決するITを活用した新サービスを生み出したい。若者にチャンスを与えることが目的なので、失敗しても責任を問わない」と期待を寄せる。「失敗したら、しこたま怒りはしますが」とも。

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