食材を無駄なく使いきる調理方法を学ぶ「環境にやさしい親子料理教室」が7月27日、東部公民館(秋田市広面釣瓶町、TEL 018-834-2206)で開講された。
同講習会は、市民の出すごみを減らすことでごみ処理経費を節約し、節約分を市民に還元する「環境貯金箱」政策の一環として秋田市環境企画課が不定期で行っているもの。親子で参加した約15組は、キュウリの両端を切らないなど食材を無駄なく使いきるための調理方法を学びながら、みそと「おから」を使った漬物や、その漬け床(つけどこ)を利用した肉料理のレシピを実践した。
参加者の一人は「いろいろなものが値上がりしているので、節約レシピがとても参考になった。環境に良いことは、いつかこの子のためになると思う」と話していた。
同課の三浦さんは「市内で回収されるごみで一番多いものが生ごみ。エコ料理は、ごみ処理で排出される二酸化炭素を削減し、地球温暖化防止のためにも役立つ。原料高騰の今、この料理教室を通じて、食べ物を大切にする方法を学んでもらえれば」と話す。
講座は、8月2日(南部公民館)、9日(中央公民館)、10日(土崎公民館)でも開講する。開講時間は10時~13時。参加無料。問い合わせは同課(TEL 018-863-6632)まで。