
藍染め作品の特集販売会「菅原匠 藍染展」が現在、秋田駅前のギャラリー「小松クラフトスペース」(秋田市中通4、TEL 018-837-1118)で開かれている。
伊豆大島(東京都)を拠点に活動する染色作家・菅原匠さんの秋田では初めての販売会。染料の製造工程「藍建て」から染めまでを一人で手がける菅原さん。下絵や型紙を用いずに筒や指を使い、布に図柄を描く技法で製作したのれんやタペストリーなど35点を展示販売する。価格は12万6,000円~39万6,000円。
原始布織工房「出羽の織座」(山形県)が作る古代布に染めた作品や、菅原さんの作品を愛したという随筆家の故・白洲正子の依頼で制作した図案「市女笠」文様ののれんも並べる。
同店前店主の小松正雄さんは「藍染めの作家として唯一無二の作家である菅原匠さん。ジャパニーズ・ブルーの美しい世界を楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~18時。9月27日まで。