
散策と物販のイベント「ものまちさんぽ~2025春」が4月19日・20日、秋田市新屋エリアで開かれる。
清掃活動を行う秋田公立美術大学付属高等学院の生徒(関連画像)
羽州浜街道沿いの町として栄えた新屋表町・元町エリアの街並みや、約1キロにわたり400本ほどのソメイヨシノが咲く大川端帯状近隣公園(通称=あらやさくら公園)の魅力を伝えることなどを目的に、2012(平成24)年からサクラの開花時期に合わせて開く。秋田経済新聞などが後援する。
今年は、工芸品や雑貨類、焼き菓子などのスイーツ類を手作りして販売する52組が、新屋表町通りの文化施設や空き店舗、民家の駐車場など17カ所に出店。地元の建築会社が藍染めのワークショップを、縫製会社が布小物や生地の販売会を、それぞれ開く。
秋田公立美術大学が昨年12月、解体が検討されていた古民家「旧渡邉幸四郎邸」(新屋表町)を買い取ることが決まったことから、今年も会場として使う。
12日には、実行委員会メンバーや秋田公立美術大学付属高等学院の生徒ら27人が、開催エリアを中心に清掃活動を行うなど開催準備を進める。
実行委員長の後藤仁さんは「旧渡邉幸四郎邸が存続し、通りの景観イメージが保たれた新屋表町通り。今年は地元の店舗や会社の参加も多い。飲食販売もあるので、花見と併せて楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。参加無料。